毎度池ちゃんです。
メルマガ読者さんからも仕入れについてご質問がありましたので、
今回は、
カメラ転売初心者にありがちともいえるヤフオク仕入で失敗してしまう5つのパターンの解説です。
ヤフオクはネット仕入の中で最もポピュラーといってもいいほどの規模の大きな仕入先です。
カメラカテゴリの売り上げは全体の第3位と数多くの商品が毎日出品され、利益が取れるものが数多くあります。
ただそんなヤフオクでの仕入でも失敗してしまう例があります。
①リサーチ数が少なすぎる
ヤフオク仕入は、商品をリサーチして利益が取れそうなものをウォッチリストに入れ、入札を入れていく流れが主なやり方です。
数多くの商品をリサーチして、多くの入札を入れるからこそ、満足する仕入ができる良い結果につながります。
逆に最初のリサーチの数が少ないと、ウォッチリストの数が少なくなり、入札数が少なくなり、仕入数も少なくなってしまいます。
ヤフオクでカメラ転売初心者の方が仕入ができない主な原因は、そもそもこのリサーチ数が少なすぎることにあります。
私はこのリサーチはスマホでやっています。
やり方としては検索条件を何種類かあらかじめ登録しておき、写真を見てウォッチリストに入れていきます。
後でゆっくりモノレートやオークファンで相場を調べて利益が出るか見ていきます。
慣れてくると調べなくても大体頭に入ってきます。
②仕入値に送料、消費税を考慮していない
ヤフオク仕入が実店舗の仕入と違うのが、仕入に送料がプラスでかかってくる点です。
個人でなく企業や店舗が出品にしている場合には消費税がかかります。
送料は全国一律にしている人や、地域によって実際の送料を請求したりと出品者によってまちまちです。
またストアから購入する場合には商品に消費税がかかってきます。
③仕入したい価格より高いのに熱くなって入札をしてしまう
ヤフオクで入札する際は「いくらまでなら入札したい」と考えて入札をするはずです。
ただリアルタイムで競り合って入札を繰り返しているうち、熱くなってついつい「自分が決めた仕入値上限」をオーバーしてしまいがちです。
これは車のオークションなんかでもありがちです。
その結果、商品の落札ができたとしても利益がほとんど取れなかったり、赤字になってしまう可能性さえあります。
一つの商品にこだわりすぎるのが原因なので、リサーチ数を多くして、視野を広く持ちましょう。
落札できなくても一喜一憂しないことが重要です。
自分が決めた仕入値上限をきちんと守るようにするためには入札予約のシステム(スナイプ入札)を使うこともオススメです。
④動作未確認品に過度な期待を抱いてしまう
ひょっとしたら儲かり商品かも?と色気を出さないこと。
ジャンク品でも動作未確認品をよく見かけます。
訳アリと訳が書かれていたらまだましです。
壊れているジャンク品に値段がついて入札されていきます。
わたしも初めは不思議に思っていました。
自分で修理ができる、または修理代を払ってもなおかつ利益が出る場合があるということです。
逆にいうと、需要があるため一円から動作未確認品として出品されていても、ある程度の価格まで上がることが多いです。
ジャンク品の相場の中でもなお安いのであれば買いですが、
単に正常動作品と比べて安いからといった値段で仕入してしまうと、その商品が壊れていた場合に赤字を被るリスクがあります。
最近は故障品を動作未確認で出している確信犯の輩いますので要注意です。
そういう詐欺まがいの手法を金をとって堂々と教えている塾もあるらしいです。
ジャンク商品でも上級者になればもうかる種ですが、初心者のうちは手を出さないようにしましょう。
⑤回転が遅い(売れてない)商品を仕入れている
カメラ転売で利益を安定的に上げ続けるためのポイントとして資金繰りがあります。
回転が遅い(人気がない)商品を仕入してしまうことで資金繰りに苦しむリスクがあります。
どうみても明らかに価格が安い場合は、もし売れなくても値段をある程度下げればすぐに売れることが予想できるため、人気がない商品でも仕入をして問題ありません。
ただ、相場の中値(中間ぐらいの価格)で仕入をして高値で販売することを狙う場合、人気がない商品の場合はなかなか高値で売れるまで時間がかかってしまうことが多いです。
資金が十分にある場合には問題ありませんが、資金が潤沢にない方がほとんどだと思いますので、価格だけではなく、商品の人気(商品回転の早さ)も意識して仕入をしましょう。
モノレートを見てみるとアマゾンで月にどれくらいの数が売れているのかがわかります。
グラフのギザギザが激しく動いている商品を選びましょう。
まとめ
今回はヤフオク仕入で失敗してしまうパターンについて紹介させていただきました。
1つの商品を落札することにこだわらず、安い商品リサーチを数多く行っていくことで仕入数は伸ばせます。
また最初に入札する段階で決めた1つ1つの商品の仕入基準をしっかり守ることで、せっかく仕入できたのに
「利益がほとんどない」or「赤字」になってしまうといった事態を防ぐことができます。
また最初は大きな利益を狙わずに薄利でも多売して慣れていきましょう。
参考にしてみて下さい。
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